パンデイロは、ブラジルのタンバリンです。と言うより「タンバリンのことをポルトガル語ではパンデイロという」と言ったほうがよいでしょうか。普通のタンバリンとの差は、
の2点にあります。その結果、ヘッドの出せる音の表現力が増し、またジングルは歯切れの良い音を出すようになっています。通常、左手に持って、右手でたたくことによって演奏します。スタイルはいくつもありますが、ジングルでビートを刻みながら、それにヘッドの音でアクセントをつけていくという奏法は共通しています。
パンデイロにはヘッドの種類によって、皮ヘッド(ヤギ・牛)とナイロンヘッドがあります。皮ヘッドの場合、低音をバスドラムに匹敵するほど下げることができるので、ドラムセットの代わりにも使えます。ですので、いろいろなジャンルの音楽であわせることができます。ナイロンヘッドの音は、よく言えば「きらびやか」「個性的」ですが、悪く言えば「うるさい」「つぶしがきかない」ですので、やはりサンバかその系統の音楽で使われます。
大きさは、直径で10inch〜15inchが通常サイズです。が、パンデイロはチューニングが変えられるので、サイズの差が、直接音の高さの差になって現れるというわけではありません。つまり、単純に「大きい->音が低い」「小さい->音が高い」となるわけではないのです。大きさの差は、なによりもパンデイロの重さに現れます。曲芸でなく演奏を目指している方には、10inchのパンデイロ、それも軽いやつを選ぶことをお勧めします。
楽器屋で探しますと、いくつかのメーカーのパンデイロが出回ってます。私が実際に見た範囲で紹介させていただきます。もちろん「網羅しているわけではない」「主観が半分」「個体差あり」ですので、ご承知おきを。
値段は、\12,000〜\36,000くらいです。工業製品は安いけどそれなり。手工品は高いけどそれなりです。

CONTEMPORANEA(皮ヘッド10inch)

GOPE(ナイロンヘッド10inch)

ADALBERTO(皮ヘッド10inch)

ADALBERTOのジングル。
さすが南米の手工品。買って1週間でこの貫禄!
持ち方はこんな感じです。パンデイロの枠をぐるっと見るとわかるとおり、ジングルおよびヘッドの取付金具の無い部分が一個所だけありますので、そこが持つ位置になります。一般的には、その位置に穴が空いていると思います。が、演奏にその穴は使いません。なんとなく指を入れたくなりますが、我慢します。

ここに乗せて、

こう握る。
ポイントは、
TIPSとして、

構えは、こんな感じです。

ポイントは、
さて、次はチューニングとテーピングについてです。